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税務署にTELして聞いた簡単な副業Webライターの確定申告【完全攻略】

当ページのリンクには広告が含まれることがあります。ぼくがこれからもブログを継続していくための施策ですのでご理解いただけると幸いです。
アツシ

副業Webライターの確定申告ってどうやるんだろう?

じゅん

副業だといろいろと面倒そうですよね!

アツシ

どうせバレないだろうから放っておこうかな!

じゅん

確定申告は絶対にしないとダメですよ!

こんな悩みをもったあなた向けの記事

  • 確定申告って、そもそもなに?
  • 確定申告をすると副業が会社にバレるの?
  • 開業届は出すべきか
  • 確定申告のやり方を知りたい
  • おすすめの会計ソフトがわからない

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

  • 確定申告とは
  • 副業が会社にバレるのを防ぐには
  • 開業届を出すメリット・デメリット
  • 確定申告のやり方
  • 確定申告におすすめの会計ソフト3選

本記事では「税務署にTELして聞いた簡単な副業Webライターの確定申告」について紹介します。

副業でWebライターをしているけど、「確定申告ってどうしたらいいの?」と悩んでませんか?

確定申告は会計ソフトを使えば簡単です。

でもまずは自分が副業で得ている金額は、確定申告が必要なのかなど知りたいですよね?

今回、実際に副業Webライターをしているぼくが、税務署にTELして聞いた簡単な確定申告について紹介します。

読み終えれば、安心して副業Webライターとして、確定申告をできるようになります

じゅんのTwitter

この記事は副業Webライターとして最高月収12万円、文字単価10円を達成したぼくが

基礎から学べる副業Webライターの確定申告」について書いていきます。

目次

副業Webライターにとって確定申告は面倒臭い?

アツシ

確定申告ってよくわからないんです

じゅん

わかりやすく説明します‼

副業Webライターにとって、確定申告ってなんか面倒そうで嫌なイメージがありませんか?

サラリーマンは自分で確定申告をすることは、あまりないのでみんな戸惑います。

ぼくも確定申告について勉強するまでは、なかなか理解できずに苦しみました。

なので、なるべくわかりやすくかみ砕いて説明していきますね!

内容は以下のとおりです。

確定申告の内容についてはもうわかってるよ!という方は「副業Webライターの確定申告のやり方は難しくない」まで、とばして読んでいただければと思います。

それでは、そもそも確定申告ってなんなのか?」というところから見ていきましょう。

1. 確定申告ってなんですか?

アツシ

確定申告ってなんですか?

じゅん

国に納める税金を申告することです!

確定申告とは、あなたが1年間に得た所得にかかる税金を計算して、国に納める手続きです。

サラリーマンの場合、会社が納税の手続きをしてくれますので、基本的に確定申告は必要ありません。

確定申告が必要なのは主に個人事業主、フリーランスや会社の経営者など。

ちなみに1年間とは、11日から1231日までを指します。

1年間の所得を計算して、通常は翌年の2月中旬から3月中旬の間に確定申告をします。

確定申告とは、1年間で得た所得にかかる税金を自分で計算して国に支払うこと

2. 副業Webライターで確定申告が必要なケースは?

アツシ

どんなときに確定申告が必要ですか?

じゅん

所得が20万円を超えた場合とかですね

基本的にサラリーマンは、確定申告をする必要はないと記載しましたが、例外があります。

副業をやると確定申告が必要なケースが出てきます

副業で確定申告が必要なケース
  1. 副業の年間所得が20万円を超えると確定申告が必要な場合
  2. 医療費、寄付金、住宅ローン控除で確定申告をする場合

ここでは副業Webライターが、確定申告をしなくてはいけない場合を説明していきます。

サラリーマンが副業をやると確定申告が必要なケースがある

1. 副業の年間所得が20万円を超えると確定申告が必要

副業の年間所得が20万円を超えている場合は、確定申告が必要です。

注意してほしいのが、Webライターの所得が20万円以下でも、本業以外の所得が20万円を超えている場合には確定申告が必要なこと。

たとえば、ブログや暗号資産(仮想通貨)での所得と、Webライターでの所得の合計が20万円を超えた場合には確定申告が必要です。

毎月17,000円程度の所得で確定申告が必要なので、副業をやっている多くの人にとって確定申告は必要になります。

2. 副業の所得が20万円を超えていない場合でも確定申告が必要な場合

副業の年間所得が20万円を超えていなくても、確定申告が必要な場合があります

  • 医療費控除などで確定申告をする場合
  • 寄付金控除で確定申告をする場合
  • 住宅ローン控除で確定申告をする場合

これらの場合、副業での所得が20万円以下でも確定申告が必要です。

また、そのときには副業の所得が1円でも申告する必要があります。

  • 医療費控除は、自己負担した医療費が10万円を超えた場合に使える制度
  • 寄付金控除は、「ふるさと納税」などのこと。国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し「特定寄付金」を支出したときに使える制度のこと

副業でも確定申告をしないと税務署にバレます

ちなみに、副業でも確定申告をしないと税務署にバレます。

税務署は少額な副業だとしても、あなたの所得を把握できるから。

たとえば、クラウドソーシングサイトのランサーズで、あなたが報酬を得たとします。

ランサーズは確定申告のとき、依頼したライターに支払った報酬の明細を税務署に提出します。

そのため税務署には、ランサーズに登録しているライターが、いくら報酬を得たか筒抜け!

必要があるのに、確定申告をしなかった場合は「脱税」となり、ペナルティが発生します。

黙っていてもバレますので、副業の年間収所得が20万円を超えた場合には、必ず確定申告をしましょう。

必要な場合は必ず確定申告をする

3. 基礎を理解すれば確定申告は簡単

アツシ

確定申告って難しいですよね

じゅん

基礎的なことを理解すれば簡単ですよ‼

はじめての確定申告はハードルが高く感じますよね?

誰でも最初はそう思います。

ぼくも最初は、確定申告という言葉を見るのも嫌でした(笑)

でも基礎を理解すれば確定申告は簡単です。

Webライターの副業での確定申告を理解するうえで、重要なことが5つあります。

上記の5つについて詳しく説明していきます。

1. 副業Webライターの所得は雑所得

副業Webライターの所得は雑所得*です。

Webライターの報酬である原稿料が、雑所得に区分されるているからです。

Webライターの所得には「事業所得」になる場合と、「雑所得」になる場合があり、下記のように分類されます。

  • 事業所得:事業として営んだ結果、得られた所得
  • 雑所得:給与所得や事業所得、不動産所得など9種類の所得に、当てはまらない所得

たとえばアルバイトで働いた場合は給与所得になりますので、雑所得にはなりません。

覚えておいてほしいのは、基本的にWebライターがクラウドソーシングで得た収入は、雑所得になるということです。

*個人事業主として開業した場合は事業所得になります。

2. 源泉徴収に注意

源泉徴収とは、報酬を支払うクライアント企業側がWebライターに代わって所得税を納税することです。

Webライターの場合の徴収額は、支払い金額の10.21%です。

所得税は本来、確定申告をした後にライターが払うものですが、それを「企業側が天引きして払っておきますよ」というのが源泉徴収です。

ここで気を付けなければいけないことがあります。

企業が差し引く、源泉徴収の税率は一律で10.21%です。

これに対して、年間の所得が195万円以下のライターの場合、本来の所得税の税率は5%です。

なので副業ライターの所得が195万円以下の場合、源泉徴収のほうが5%以上高くなるのです。

アツシ

5%の所得税のはずなのに、10.21%引かれている…

源泉徴収で引かれた5%以上の税金は、確定申告をしないと戻ってきません。

なので源泉徴収をされている場合は、所得が20万円以下でも確定申告をした方がお得になることがあります。

手間と戻ってくる金額とを比較して、確定申告をするか決めましょう。

3. 所得は収入から経費引いたもの

所得とは「収入ー経費」です。

「収入=所得」ではありません。

たとえば年間100万円の収入があったとして、仕事に使うためのパソコンやデスクを購入した代金が10万円、仕事に使用する書籍などが1万円だった場合、所得は89万円になります。

仕事をするうえで、収入から必要な経費を差し引いたものが所得です。

4. Webライターの経費になるもの

次にWebライター経費になるものを見ていきます。

経費になるもの
  • 仕事用のパソコンや周辺機器の購入費
  • インターネットなどの通信費
  • 仕事の資料として購入した書籍、有料商材の購入費
  • 仕事に関する講座やセミナーの参加費
  • 仕事のためにデスクやチェアの購入費
  • 外出先で仕事をするために出費したカフェ代
  • ノートやペンなどの文具購入費
  • ブログサイトの運営費
  • 家賃、電気代などの一部

上記は一例ですが、「仕事をするうえで必要かどうか」が、経費にできるかどうかの分岐点です。

当然ですが、仕事に関係のない出費は経費になりません。

経費にならないもの
  • 普段の食事
  • 趣味の費用
  • 家賃
  • 仕事に関係のない一切のもの

経費になるか、ならないかは、曖昧な部分があります。

その経費が「本当に仕事に必要だったと税務署の人に説明できるか?」と考えるとシンプルです。

たとえば、「このカフェ代は、パソコンを持って行って仕事をしたので経費として計上しました」と言えればOK。

仕事に必要だったと説明できるものは、経費として計上して問題ないです。

それでも指摘された場合は修正すればいいです。

5. 家事按分(かじあんぶん)とは何か

経費になるかならないかで、もう一つ問題になってくるのが、仕事とぼく用の両方で使っているものの費用です。

仕事とぼく用の両方で使っているものは「家事按分」として経費にします。

家事按分とは割合を決めて、その分を経費とすること

たとえば、家賃はその何割かを家事按分として経費に計上できます。

わかりやすく説明すると、自宅で1日平均8時間、仕事している場合、家賃の1/3は経費にできるのです。(部屋の広さも割り返しましょう)

家事按分できるものの例
  • 電気代
  • 通信費
  • 車両費(取材などに使用する場合)
  • 家賃

これらのものは「家事按分」として経費にできる可能性があります。

ただし注意点としては、経費には根拠が必要です。

節度を守って経費とするか、しないかを決めることが大事ですね!

【注意】確定申告が会社に副業がバレる要因

アツシ

会社が副業禁止なんだよなぁ

じゅん

住民税の支払いに気を付けましょう!

確定申告が会社に副業がバレる1つの要因です。

副業禁止の会社で働いているけど、副業をしている人が多くいます。

ぼくの会社も副業は禁止です。

実は確定申告での住民税の支払い方法が、会社にバレる原因に深く関わっています。

次に詳しく説明します。

確定申告をすることは会社に副業がバレる1つの要因になるので注意

住民税から副業がバレるパターンについて

住民税の金額は、前年度の所得によって決まります。

会社に副業がバレるのは、下のパターンが多いです。

STEP
副業しているので、所得が増える
STEP
翌年、住民税の金額が上がる
STEP
ほかの社員に比べて住民税が多いことを会社が不振に思う
STEP
副業していることが会社にバレる

会社が給与から天引きで住民税を支払っているために、住民税が増えたときにバレるというわけですね。

回避するには、住民税の支払い方法を変えることです。

会社で住民税を天引きで納める方法(特別徴収)から、自分で住民税を納める方法(普通徴収)に切り替える必要があります。

自分で住民税を納めることで、会社の給与から天引きされる住民税の額は変わりません。

給与から天引きされる住民税の額から副業がバレるパターンに注意

副業Webライターならクラウドソーシングがおすすめ

Webライターでの副業が会社にバレないためには、クラウドソーシングがおすすめ!

会社の給与所得とクラウドソーシングの所得(雑所得)は、分けて住民税を納められるからです。

自分で住民税を納めますので、会社で徴収される住民税の額は変わりません。

一方、アルバイトで雇われてWebライターの仕事をすると、副業収入でも給与所得となります。

給与所得の住民税は、本業の会社から天引きされることが多いため、額が変わったことが会社にバレる可能性があります。

会社にバレないように副業をするには、雑所得となるクラウドソーシングでの副業がおすすめです。

副業禁止の会社で副業をやる方法について、さらに詳しく知りたい人は「現役副業Webライターが暴露する【副業禁止の会社でバレずに稼ぐ方法5選】」の記事をご覧ください。

クラウドソーシングによる所得で住民税の給与天引きを回避

副業での所得が20万円以下だと住民税はどうなるの?

副業での所得が20万円以下だと確定申告の必要はありません。

では、住民税はどうなるのでしょうか?

クラウドソーシングを利用した副業Webライターの申告は、次のようにまとめられます。

  • 副業収入が20万円を超えた場合:確定申告が必要
  • 副業収入が20万円以下の場合:住民税申告が必要

確定申告の必要がない場合でも、住民税の申告は必要です。

住民税申告が必要ない場合
  • 年間所得が赤字になった場合
  • 給与所得の場合

クラウドソーシングを利用しての収入が20万円以下の場合、市区町村で住民税の申告が必要です。

注意点は住民税の申告でも、給与から天引きされる住民税は変わること!

大切なのは住民税の申告も自分で納付する「普通徴収」にすることです。

住民税の申告の際も自分で納付する普通徴収に変更する

副業Webライターは開業届を出すべき?メリット・デメリットを解説

事業を開始して売り上げがあった場合、副業でも開業届を出す必要があります。

しかし、副業Webライターの報酬は基本的に雑所得とみなされますので、事業の売り上げではないとされ、開業届を出さない人も多いです。

また副業Webライターの仕事が事業としてみなされるには、ハードルがあります。(詳しくは後述する「Webライターの所得を事業所得にする条件」に説明します)

一方、副業でも事業が軌道に乗ってきたら、開業届をだして事業所得とした方が税制上のメリットを得られます。

メリットとデメリットを考えて、開業届を出すかどうかを考えてください。

提出は所管の税務署に開業届を出すだけで簡単にできます。

開業届を出すメリット

開業届を出す最大のメリットは、青色申告だせるようになることです。

確定申告には青色申告と白色申告があります。

青色申告と白色申告の違い
  • 青色申告:事業所得として認められた場合で、税金面でさまざまな優遇措置がある
  • 白色申告:事業所得として認めらていない場合で、税金面での優遇措置はない

青色申告は、白色申告よりも面倒です。

なぜなら青色申告では、白色申告で求められる単式簿記よりも難しい、複式簿記による帳簿作成をしなければいけないからです。

ただし、青色申告を出せば最大65万円の特別控除を受けられるなど、かなりの額の節税ができます。

開業届を出すことのメリット

メリット

  • 条件によって青色申告による最大65万円の控除が受けられる
  • 屋号で銀行口座を開設できる
  • 家族への給与を経費できる

他にも上記のようなメリットがあります。

青色申告をするために開業届を出すというイメージです。

開業届を出すメリットは青色申告による65万円の特別控除

開業届を出すデメリット

副業Webライターが開業届を出すのには、デメリットもあります。

書類を作って、税務署に出す手間がかかることの他に以下のデメリットもあります。

開業届を出すことのデメリット

デメリット

  • 失業保険をもらえなくなる可能性が大きい
  • 扶養手当が出なくなる可能性がある
  • 副業での所得が20万円以下でも必ず確定申告をする必要がある

開業届を出すと、事業を営んでいることになりますので、失業をしたとしても「就職の意思はない」と見なされて、失業保険をもらえなくなる可能性が高いです。

また、被扶養者(主夫もしくは主婦)は、扶養者の会社から出ていた扶養手当がもらえなくなる可能性があります。

どうすればいいのか悩んだ場合は、失業保険についてはハローワーク、扶養手当については働いている会社に、それぞれ相談してください。

また、そのようなデメリットが自分にとって大きいかどうかを、しっかりと吟味した上で判断しましょう。

副業での収益が大きくなってきたら、開業届を出して青色申告をすることも検討しましょう。

開業届を出すデメリットは失業保険と扶養手当が出なくなる可能性

副業Webライターの所得を事業所得にできるの?(青色申告したい!)

Webライターでの所得を事業所得にすると、青色申告ができます

事業所得にすると、雑所得と比べて税金が少なくできるなどさまざまな点で有利です。

そこで多くの人が考えるのが「お得なら青色申告したい!」ということです。

ぼくもそれで、青色申告について勉強した結果、わかったことがあります。

クラウドソーシングなどで得る、副業Webライターの所得は基本的には雑所得です。

これを事業所得にするには条件があります。

事業所得として申告する条件
  • Webライターとして継続・安定した収入を得ている
  • 趣味ではなく営利目的としている
  • 収入を得るためのリスクを負っている

サラリーマンの副業での所得が、事業所得と認められるのは難しいのです。

休日などを利用して、副業Webライターの原稿料をもらっている場合は、ほとんどのケースで雑所得とみなされます。

なので副業Webライターの場合は、ある程度の規模と稼ぎを継続して得られるようになったころ、税務署に相談してみてください。

事業所得となるかどうかのアドバイスを丁寧にしてもらえるはずです。

副業Webライターの所得を事業所得とするにはある程度の規模と継続性が必要

副業Webライターの確定申告のやり方は難しくない

アツシ

確定申告の具体的なやり方がわりません

じゅん

そんなに難しくないのでコツコツやりましょう

副業Webライターにとって、確定申告は面倒な作業だと思う人が多いと思います。

確かに自分でやる場合は、簿記の知識など必要です。

でも最近では、凄く便利な会計ソフトがいくつもあります!

忙しい副業サラリーマンは会計ソフトを使いましょう。

会計ソフトを使えば、確定申告は、それほど難しいものではありません。

内容は以下のとおりです。

次に副業Webライターの確定申告のやり方を準備含めて、細かく見ていきましょう。

会計ソフトを使えば確定申告は難しくない

1. 日々の収支をつけることが大事

副業を始めたら、それと同時に日々の収支をしっかりとつけることが大事です。

経費になるものを買ったときは、忘れずに帳簿に記載する癖をつけてください。

収入の方はクラウドソーシングを使う場合は、まとめてみられるので月ごとにスクショして保管でもOKでしょう。

しっかりと帳簿をつけることで後々、確定申告をする作業が大幅に楽になります。

  • クライアント企業の情報
  • クライアントからの報酬金額
  • 源泉徴収が引かれているかどうかの情報

収入については明細の提出は不要ですが、上記の情報が必要になりますのでわかりやすく記載しておきましょう。

副業の一環として、毎日ではなくても週1度や月1度など、日を決めて帳簿をつける癖をつけるといいと思います。

確定申告は日々の帳簿づけをすれば簡単

2. 領収書などの管理は封筒で

経費としての支出があった場合は、帳簿につけるとともに領収書の保管も必要です。

売上がわかるもの(支払い調書・契約書)と領収書を管理して、ノートにまとめるなど提出できるような状態にしておくと後々必ず楽になります。

ぼくは、都度ノートに貼り付けたりするのが面倒なので、領収書については封筒に入れて後で一括で整理しています。

月ごとにまとめておくと便利かなと個人的には思います。

自分にあった管理方法をやりながら確立してみてください。

領収書などの管理はノートに貼り付けるのが面倒なら封筒で一括保管

3. 控除証明書などの保管 (ふるさと納税の証明書も)

控除証明書も必要です。

控除証明書は保険料を支払ったことを証明する書類で、確定申告で生命保険料控除を受けるためには添付書類として提出が必要です。

また、ふるさと納税をしている場合は、自治体から送付されてくる寄付金受領証明書も準備しておきましょう。

控除などを受けるときに必要な証明書類も、保管する場所を決めて一括で保管しておくと便利です。

税金控除のための証明書類は一括保管

4. 白色申告に必要な書類は2つ

白色申告をする場合に必要な書類1つめは「確定申告書B」です。(国税庁のホームページでダウンロード可能)

確定申告書B(申告書B様式)は個人事業主用の申告書です。

2つめの書類は、「収支内訳書」(一般用)です。(国税庁のホームページでダウンロード可能)

この時点でアレルギー反応が出てしまう人がいると思いますが、安心してください!

収支内訳書なんて小難しい言葉を使っていますが、実際は家計簿と同じ要領です。

基本的には、収入と支出を日付とともに記載していくだけです。

なお、白色申告ではなく、青色申告をする場合は、必要書類は増えます。

青色申告の場合に追加で必要な書類
  • 損益計算書:経費や売り上げを記載する書類
  • 貸借対照表:資産や負債を記載する書類

ここまでくると会計ソフトを使った方がいいかな?と思う人が増えてくると思います。

会計ソフトについては、詳しくは後述しますね。

白色申告の場合は、提出が必要な記載書類は申告書Bと収支内訳書の2つ

5. 申告書の作成は会計ソフトがおすすめ

会計ソフトを使うと白色申告で必要な書類はもちろん、青色申告の難しい複式簿記でも簡単にできるのでおすすめです。

会計ソフトを使わない場合は、書類一式を持って税務署に直接行って、聞きながら作成するのが楽です。

ただし、確定申告の時期の税務署は非常に込み合いますので、それは覚悟してくださいね!

ネットで調べながら申告書を作ることも可能ですが、時間もかかりますし、間違えると結局修正が必要。

ぼくは並んで聞きながらやるのも、自分で調べながらやるのも面倒なので、無料の会計ソフトを使って楽々と確定申告をやっています。

会計ソフトを使わない場合は、税務署に行って聞きながら作成することがおすすめ

6. 確定申告は期限内にする

確定申告は期限内にすることが重要です。

確定申告の期限は原則として、翌年216日~315日となっています。

ただし現在は、新型コロナウイルスの影響のため期間は流動的です。

詳しくは国税庁のホームページで確認しましょう。

確定申告の期限は原則として翌年2月16日~3月15日

税務署に郵送、または直接持参することもできますが、e-Taxを使って電子申請をする人が最近は増えてきました。

特に2020年からは青色申告の場合、e-taxで申告をすると、しない場合と比べて控除額に10万円の差が出ます。

10万円の差がでるのであれば今後はe-tax一択ですね!

今は、まだ白色申告の副業Webライターも、将来に備えて今から慣れていくことをおすすめします。

確定申告の提出方法
  • 税務署に直接持ち込み
  • 郵送による提出
  • e-taxによる電子申告

e-Taxの利用には、カードリダーなどが必要ですが、国税庁のホームページからネットで作成できるようになっています。

e-taxは「マイナンバーカード方式」か「ID・パスワード方式」から選択します。

マイナンバーカード方式

マイナンバーカードを取得して、e-taxで申告データを送信する方式。

ICカードリーダーか、マイナンバーカード対応スマホがあれば、自宅から24時間いつでも提出可能。

マイナンバー方式は、マイナンバーカードとリーダーさえ準備すれば、いつでも自宅から確定申告ができるのがメリットです。

ID・パスワード方式

税務署で本人確認を行い、e-taxのID・パスワードを取得する方式。

最初は税務署に行く必要がありますが、他は開始届出書などweb上で残りの手続きは対応可能。

ID・パスワード方式は、税務署に行く必要はありますが、マイナンバーの取得やリーダーを購入せずに自宅から確定申告ができるのがメリットです。

なお、個人的に郵送はおすすめしていません。

郵送だと間違えた場合に修正など含めて時間もかかりたいへんだからです。

個人的なおすすめは、最初は税務署の直接行って確定申告を実施。

そして「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受領します。

そうすると翌年からは、記載の利用者識別番号を使ってネットで確定申告ができるようになります。

今後の確定申告はe-taxがおすすめ

【超人気】Webライター向け確定申告用クラウド会計ソフトのおすすめ3

確定申告をするうえでは、会計ソフトを使うことをおすすめします。

確定申告のための帳簿を記載するのには、専門知識が必要で面倒だからです。

会計ソフトであれば、自動で仕分けをして計算してくれて簡単です。

会計ソフトには、インストール型の会計ソフトもありますが、常に最新版を使えるクラウド会計ソフトをおすすめ。

またクラウド型ですと、パソコンを選ばなく、買い替えたとしてもデータを一から入れ替える必要もないので便利です。

クラウド型会計ソフト
  • 個人事業主や中小規模向け
  • ソフトをインストールする必要なし
  • オンラインで会計データを処理・保存
  • 比較的使いやすく初心者向き
  • 料金は月額払い
  • WindowsもMacも対応しているソフトが多い
  • PC、スマホやタブレットにも対応
インストール型会計ソフト
  • 中規模法人以上向け
  • ソフトをパソコンにインストールする必要あり
  • オフラインで会計データを処理・保存
  • 操作性は専門的なものが多い
  • 料金は1回買い切り
  • Mac非対応のソフトが多い
  • PCのみ対応

なお、Webライター向けにおすすめのクラウト会計ソフトは3つあります。

3つのソフトでクラウド会計ソフトのシェアは94.6%と圧倒的ですので、他を検討する必要はありません!

中でも特に、初心者の副業Webライターにおすすめするのは「やよいの白色申告オンライン」です。

やよいの白色申告オンライン」は、ほとんどの副業Webライターが最初にする、白色申告を完全無料でできるからです。

とはいえ、青色申告も見据えていく場合は、ほとんど差がなくなりますので、他の会計ソフトも選択筋に入ってきます。

詳しくは、下記に説明をしていきますので、自分にあった会計ソフトを選んでいきましょう。

「弥生オンライン」シリーズ (白色申告ならずっと無料で使える!)

弥生会計の画像
弥生会計

 引用元:『弥生会計オンライン

弥生会計オンラインは、なんといっても白色申告版がずっと無料というのがありがたいですね!

また個人事業主でのクラウド会計ソフトのシェアでは、MM総研の調べによると、堂々のNo.1シェアでなんと56.7%シェアです。(2020年4月)

青色申告版の「」は有料ですが、初年度は無料でたいへんお得です。

唯一のデメリットは、白色申告の無料版だとサポートがつかないことです。

しかし、利用者が多いのでわからないことは、ネットで調べればほとんど解決します。

無料版でも機能に制限はなく、帳簿づけから確定申告書類の作成まで、完全に対応しています。

副業Webライターが初めて使うソフトとしては、「やよいの白色申告オンライン」がおすすめです。

無料なので、気に入らなければ変更してもいいですし、青色申告をするときに切り替えることもできますので、選ばない理由はないですね。

「freee (フリー 迷ったらこれ!簿記の知識がない初心者でも安心して使える)

freeeの画像

引用元:「

」は最近シェアを伸ばしている人気のクラウド会計ソフトで、「やよいオンラインについで2番目の21.1%のシェアです。

次に紹介するマネーフォワードのシェアを2020年に超えました。

テレビCMを流していますので、知っている人も多いのではないでしょうか?

「freee」は、「やよいオンラインと違って、白色も青色も同じソフトで対応しています。

特にスマホアプリでのサービスに力を入れています。

外出先でのちょっとした時間などに、スマホで領収書をスキャンしたりできるのがおすすめポイントです。

スマホだけで、確定申告の作成までできるのは 「freee」 だけです。

また確定申告書も質問に答えていくだけで作れるので、詳しい知識のない人も安心して使えます。

」は白色申告をする場合でも、有料となってしまうのがデメリットです。

ただし、30日間の無料体験がありますので、青色申告が近い人などは、まずは試してみるといいと思います。

「マネーフォワードクラウド」会計 (確定申告だけでなく家計簿もこれひとつで完了!)

引用元:「

は、クラウド会計ソフト業界No.3に位置し、シェアは16.8%と3強の一角です。

」は、給与明細なども入力可能で、確定申告だけでなく他の機能も使いたい!という方に向いています。

銀行やクレジットカードと連携もできるので、副業専用のカードと口座を用意すると驚くほど便利です!

また、サポート体制が得に充実していて、電話やメールはもちろん、オンラインマニュアルやAI自動応答システムも完備しています。

個人向けプランは無料で利用できるプランもありますので、その点もおすすめです。

ただし、無料プランの場合、機能に制限がありますので、その点は注意が必要です。

基本的には、ある程度簿記の知識がある人向けのシステムになっているので、会計業務が苦手な人には向いていません。

簿記知識があり、初心者向けでは少し物足りない人にはおすすめの会計ソフトです。

スクロールできます
ソフトやよいの白色申告オンライン
特徴完全無料
機能制限なし
シンプル
コスパ最強
初心者向け
シンプル
スマホ機能充実
初心者向け
経理全体をカバー
連携機能充実
中級者向け
月額料金無料
(サポートなし)
8,000円~
(初年度無料)
11,760円~
(30日間無料)
35,760円~
(30日間無料)
欠点伝票入力がない伝票入力がない操作が独特料金が高い

基礎から学べる副業Webライターの確定申告【完全攻略】まとめ

アツシ

しっかりと確定申告業について勉強していきます!

じゅん

副業Webライターには必須なので、少しづつ学んでいきましょう‼

本記事では、基礎から学べる副業Webライターの確定申告について解説してきました。

重要なポイントをおさらいすると下記のとおりです。

  • 副業の所得が20万円を超えると確定申告が必要
  • 確定申告にはクラウド会計ソフトを使えば簡単
  • クラウド会計ソフトのおすすめは3つ

副業Webライターの確定申告についてじゅんからの宿題

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じゅん

せっかくこの記事をここまで読んでくれた人に忘れないように宿題を出します‼

副業Webライターにとって、確定申告はやっかいだなと思う人は多いと思います。

しかし、避けては通れないことですので、少しでも手間を省いて簡単に済ませたいですよね。

ぼくは面倒な確定申告に使う時間があるなら、その時間でライティング案件をこなしたい考えてしまいます。

この記事が少しでの、そんな考えに共感してもらえるWebライターの方に役にたてたらと願っています。

本記事は以上ですが、今後もWebライティングに迷った時は当ブログ「Webライターの地図」を思い出してくれるとうれしいです。

それでは素敵なWebライターライフをお過ごしください‼

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