文字単価が上げ方がわかりません……
どうしていいかわからないですよね
とりあえずお願いしてみます
単価の上げるにはポイントがあります!
- 文字単価が低くて消耗してきた
- どうやって単価を上げたらいいかわからない
- 具体的な単価交渉の方法を教えて欲しい
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Webライターの単価の上げ方とポイント7選
- クライアントとの単価交渉のタイミング
- Webライターの単価を交渉する具体的な方法
- ぼくが実際に単価交渉をした成功例と失敗例
本記事では「Webライターの単価の上げ方」について紹介します。
読み終えれば、単価をアップする方法がわかり、低単価で消耗するWebライターから卒業してやりがいを持ってWebライターを続けることができるようになります。
この記事は副業Webライターとして最高月収12万円、文字単価10円を達成したぼくが
「Webライターの単価の上げ方」について書きます。
Webライターの単価の上げ方とポイント7選
どうやって単価を上げるんですか?
ぼくが実践している7つのポイントを紹介します!
Webライターの単価の上げ方とポイントを7つ紹介します。
ぼくはこの方法を実践することで、現在平均文字単価2~3円、最高で10円も達成しているので、再現性はあるはずです!
1. 信頼を獲得して実績を積み上げる
まずは、つまらない結論で申し訳ないのですが、Webライターとしての単価を上げるには、クライアントや編集者の信頼を獲得して、実績を積み上げることが重要です。
当たり前ですが、2~3記事しか書いていない段階でいきなり「単価をアップしてください!」と言ってもOKは出ないでしょう。
しかし、30記事を納期に遅れることもなくコンスタントに納品し続けて、かつ修正も少なかったらどうでしょうか?
ぼくがクライアントだったら、少なくとも検討はしますね。
新たにWebライターを探したり、育てたりするコストや時間を考えたら、単価をアップした方が良いと判断する可能性が高いでしょう。
信頼と実績が単価アップのなによりの武器
2. 予算のあるクライアントを選ぶ
予算のあるクライアント?
個人ではなく企業案件ですね!
これは案件に応募する前にやる必要があるのですが、予算のあるクライアントを選びましょう。
どんなに頑張って記事を納品して信頼や実績を積んだとしても、そもそも予算のないクライアントや編集者だと単価を上げてもらうことはできません。
例えば僕が文字単価3円の記事を外注する場合、もちろんライターの人に3円以上払うことはできないです。
チェックや編集、納品などの手間を考えると1円、高くても1.5円が限界ではないでしょうか。
ぼくは、なので基本的にはインフルエンサーなど、つながりを作りたいという目的以外では個人の案件は応募せず、企業案件をメインに受注しています。
理由は、企業案件の方が個人案件よりも予算が多いことが圧倒的に多いからです。
予算の多い企業案件に応募する
3. 上流とつながる
上流?
お金の出どころと直接つながるのがベストです
Webライターの案件は上流に行けば行くほど単価が上がります。
例えば企業 → Webライターよりも、企業→編集社→ディレクター → Webライターの方が報酬が低くなりますよね。
これがクラウドソーシングサイトなどを使うと、さらに手数料まで取られるのでさらに低単価になってしまいます。
案件によっては、企業と末端のWebライターの間に3人も編集者やライターがいるなんてことも……。
なので、可能な限り上流とつながることでWebライターの単価はアップしやるくなります。
企業への直接応募やTwitterや知り合いを介しての紹介などで、依頼主と直接契約することで単価はおのずとアップします。
源流に近い方が単価は高くなる
4. オンラインサロンで受注する
オンラインサロン内で案件を受注すると比較的、単価の高い案件を受注することができます。
1番の理由は、サロン内では人と人とのつながりが濃いので、搾取案件を募集しづらいからだと思います。
また、依頼主もサロン内だとクラウドソーシングサイトのように納期を守らない、音信不通になる、あるいは言葉の通じないWebライターを避けられるのでそれなりの単価を出しても安心なんですね。
サロンは入会費用や月額費用がかかりますが、Webライターを本気でやっていくのであれば、勉強もできるし、人と人とのつながりもできるので、非常におすすめです。
実際ぼくも、いままでになんどもサロン内で案件を受注した経験があります。
オンラインサロン内の案件は単価が高め
5. 専門性をつける
「専門性をつける」というのも良く言われることの1つですが、実際、専門性をつけると単価はアップします。
ぼくの場合は、英語関連の記事をずっと書き続けているのですが、先日単価がアップしました。
- 英語ができる(TOEIC850点)
- 外資系勤務
- 通訳経験あり
- 英語関連の記事を20以上執筆
上記はぼくが出せた専門性ですが、人それぞれ出せる専門性があると思いますので、1度じっくりと考えてみるといいと思います。
「専門性の出し方がわからない」、「そんな専門性はない」と言う人もいると思いますが、大丈夫です。
絶対にあります。
ぼくは白いA4用紙に30分と時間を決めて、いままでに経験したこと、勉強したことや興味のあることを、ひたすら書き出しました。
「もう限界!」ってところまで、書き出してみてください。
必ず、そこにヒントになるものがあるはずです。
この作業はブレインダンプといってアイデア出しなどでも有効な方法として有名ですので、騙されたと思ってやってみてください!
専門性が出せそうなものが見つかったら、あとはそれにあった案件を探して、継続して受注しているうちに専門性は身につきます。
ちょっとハードル高いなという人は、ブレインダンプだけやっておき、そういった案件が見つかったときに備えておきましょう!
自分の得意分野を継続することで専門性は身につく
6. できる作業を増やす
ライティング以外の作業ですか?
記事の構成や画像選定などがありますね
Webライターとしてできる作業を増やすと単価アップを勝ち取れる可能性が増えます。
できる作業が多いと編集者やクライアントの負担を減らすことができるからです。
単にライティングができますというWebライターより、「記事の構成から作れます」とか「キーワード選定からやります!」という方が重宝されますよね。
- 記事構成
- キーワード選定
- 画像選定
- WordPress入稿
- SEOライティング
- 写真撮影
- インタビュー
例えば上記の作業ができるWebライターは、ライティングだけできるWebライターより単価を上げられます。
編集者やクライアントの負担を減らせる作業をやれるようになる
7. ブログをやる
ブログはやってません……
絶対やった方がいいです!
ぼくが思う最強の単価アップ方法は、ブログをやることです。
気づいた方もいると思いますが、上記「できる作業を増やす」であげたライティング以外の作業の多くはブログをやることで身につくスキルです。
ぼくはブログをやっていない初心者Webライターの人がいたら、強くブログをやることをおすすめします。
ブログをやることが最短のスキルアップ方法だからです。
中でも無料ブログではなく、WordPressブログを絶対におすすめします。
「ブログのはじめ方がわからない」、「なんか難しそう……」という人は以下の記事で、超簡単にブログをはじめる方法を紹介しています!
ブログをやっていると、クライアントからの信頼感も変わりますよ!
ブログをやるのが最強のスキルアップ&単価アップ方法
クライアントとの単価交渉のタイミング
単価交渉のタイミングがわかりません……
確かに難しいですよね
単価交渉のタイミングって、難しいですよね。
ぼくも、いつ単価交渉をして良いのかわかりませんでした。
結論から言うと、以下のタイミングで単価交渉をすると良いでしょう。
- 最低でも10記事くらい納品した(できれば20記事くらい)
- 修正がほとんどなくなった
- 当初なかった追加での作業を依頼された
- 単価の高い他の案件を受注した
- 自分のキャパが限界に近くなってきた
単価交渉をする前に2つだけ注意点があります。
1つ目は、「単価交渉をすると案件を無くす可能性がある」、2つ目は、「時給で考えないと損するかも」ということです。
単価交渉をするときは、案件を無くすリスクがあることが説明するまでもないでしょう。
時給で考えないと損するかもしれないということに関しては、ちょっと解説します。
- 文字単価1円だけど、5,000文字書くのにリサーチなど含めるとトータル4時間の案件
- 文字単価2.5円だけど、5,000文字書くのにリサーチなど含めるとトータル12時間の案件
例えば上記の例だと、1は時給1,250円、2は時給1,042円です。
これは消して極端な例ではなく、実際にぼくも経験しています。
あまり詳しくない業界の記事など、慣れで克服できるものは、継続することで最終的には時給がアップしますが、レギュレーションが厳しい、編集者の修正依頼が一貫性がない、などの場合は文字単価だけで考えずに時給で考えましょう。
文字単価だけではなく、トータルでの作業量と時給にも目を向ける
Webライターの単価を交渉する具体的な方法
実際どうやって交渉をすればいいですか?
ぼくがやっている具体的な方法を解説しますね!
単価交渉のタイミングがわかったところで、次は具体的な交渉方法について解説します。
ポイントは3つ。
- ストレートに希望金額を伝える
- 単価を上げて欲しい具体的な理由を言う
- ダメな場合の出口戦略を考えておく
ぼくが単価交渉をするときは上記を意識しています。
それでは以下に解説していきますね!
1. ストレートに希望金額を伝える
単価を上げてほしいと伝えればいいですか?
ダメです!
「〇円でお願いします」と言いましょう。
単価交渉をするときは、ストレートに希望金額を伝えてください。
単に「単価を上げてください」だと相手は、いくらを提示すればいいかわからないし、やりとりの回数が増えるので面倒な人に思われます。
なので、「文字単価を2円にしてください。」など、具体的な数字で希望の単価を言いましょう。
ストレートに金額を言うのは、がめつい奴と思われて嫌われるのではないかと不安な人もいるかもしれません。
でも、大丈夫です。
ある程度経験しているクライアントや編集者であれば、単価交渉は何度も経験しているはずです。
むしろ単価交渉をするレベルにまで、なっているWebライターであれば「正当な言い分だな」と考えてくれるはずです。
単価交渉を遠慮する必要はない
2. 単価を上げて欲しい具体的な理由を言う
他にいい案件が取れたので……
伝えましょう!
単価交渉をするときは、上げてほしい具体的な理由を相手に言いましょう。
当たり前ですが、理由がないと相手は上げてくれませんし、具体的でないと説得力がありません。
- 他の案件の方が単価が高い
- 執筆できるキャパがMAXに近づいてきた
- 半年以上、継続して納期を守ってきた
- 継続して20記事の執筆実績
- 修正がほとんどない
相手の立場にたって、「うんうん、確かに」と思われるような理由を伝えて納得して単価を上げてもらいましょう。
相手が納得できる理由を提示する
3. ダメな場合の出口戦略を考えておく
単価を上げてもらえませんでした……
そういうこともあります
単価交渉が失敗することもありますので、ダメな場合の出口戦略を考えておくことも大事です。
出口戦略を考えておかないと、「単価交渉失敗=案件終了」となってしまうから。
その覚悟は必要ですが、今後どこでお世話になるかわかりませんので、最低でも人間関係は維持しておきたいですよね?
ぼくはダメだった場合でも、関係を断ち切るのではなく、時間が許せば案件を今後も継続したいなどと伝えています。
覚悟が弱いと単価アップできないので、トレードオフになる可能性はありますが、そのときの事情に合わせて、使い分けましょう。
例えばぼくは、文字単価1円の案件で以下のような提案をしました。
- 2円ならフルにいままでとおり月3~5記事やる
- 1.5円の場合は、執筆量は減らしつつ継続する
- 単価アップ不可で1円のままでも、来年以降フリーになり不安なので仕事がないときは依頼をしたい
※実際の提案文は本記事の下部に貼り付けています。
結果は、いろいろな事情があり1.5円で執筆量を減らしつつ継続となりました。
「松竹梅の法則」も効いたかもしれません。
※松竹梅の法則=5,000円、3,000円と2,000円のコースがあった場合、人間は真ん中を選ぼうとする心理。
出口戦略を決めて人間関係を維持しながら単価交渉をする
ぼくが実際に単価交渉をした成功例と失敗例
どんな風に単価アップをお願いすればいいですか?
ぼくの実際の依頼メールを紹介します!
単価アップを依頼するときに、どんなメールを送ればいいか悩みますよね?
ぼくも、どう書けばいいか迷いました。
そこで、少し恥ずかしいですが実際にぼくが過去に送った単価アップの依頼メールを紹介します。
失敗したときのものと、成功したときのものを以下に名前などを除き、そのまま貼り付けます。
ぜひ、参考にしてみてください。
ちなみに失敗したものについては、「吹き出しとタイトル見出しもつけてね」と追加の依頼をいただいていたにも関わらず、失敗しました。
失敗事例は見てのとおり「丁寧さに欠ける」し、「具体的な金額がない」ですよね……
既に他にも追加の依頼を受けていたこともあり、納得しない気分のまま、雑な対応をしてしまったんだと思います。
そりゃ、失敗します。
それと、クライアントの方の予算もギリギリでやっている個人の方だったのも理由でした。
一方、成功事例は自分で言うのもなんですが納得がいくのではないでしょうか?
単価交渉が成功した理由を自分なりに分析すると以下のようになります。
- 丁寧さ
- 実績のアピール
- ストレートなお願い
- 正直で具体的な事情の説明
- 松竹梅を意識した出口戦略
結果は1.5円と希望の2円には届きませんでしたが、執筆量を減らしての1.5円は慣れている案件ということもあり、ぼくの中ではうれしい内容で成功と考えています。(1でも2でもよかったんですね)
Webライターとしての実績を積み、単価を上げて稼げるようになりましょう!
単価交渉してみます!
自信をもって頑張ってください!
本記事では、「Webライターの単価の上げ方」について解説してきました。
重要なポイントをおさらいすると下記のとおりです。
- 単価アップのポイント7つを押さえる
- 単価交渉のタイミングを間違えない
- 単価交渉は出口戦略を考えた上でストレートに
Webライターの単価の上げ方についてじゅんからの宿題
せっかくこの記事をここまで読んでくれた人に忘れないように宿題を出します‼
- WordPressブログをはじめる
- 本記事を復習する
- 成功事例を参照に単価交渉をする
Webライターとして単価をアップするためのスキルを身につけるにはWordPressブログをやるのが1番です。
ブログをはじめる方法、「完全ド素人でもわかる!WordPressブログのはじめ方【15分で完了】」の記事にまとめてあります。
読むと簡単にブログをはじめられて今日からブログをはじめられますよ!
ここまで読んでくれてありがとうございました‼
ライティングに迷った時は当ブログ「Webライターの地図」を思い出してくれるとうれしいです。
あなたに方向を指し示せる地図のような存在になれるよう更新を頑張っていきます。
それでは素敵なWebライターライフをお過ごしください。
ではでは‼